六畳間の窓枠

色々な作品の感想や所感を書いていけたらなと

ロストマンの弾丸 感想

まさかシリーズ完結から1年後に2巻と3巻を読むことになるとは思わず、ここまで待たせてしまって申し訳ない....!!という気持ちで一杯一杯です(謝辞)。

とはいえ、いざ読み始めればそんなスパンは関係なく、この作品そして未那を始めとした魅力的な登場人物達の活躍に引き込まれ楽しく読み終えれました。

 

二巻は海外からやって来た磯良と彼女が起こす混沌に巻き込まれたギルが主な敵として現れましたが、この二人はヴィトーとビークヘッド(未那)と対になる様な立ち位置の存在だなって印象がありました。

間違えたとしても正しくあろうとしたヴィトーとは対照的に正しい道から間違えた道に転がり続けてしまった、転がされ続けてしまった磯良。

大切な家族を失うも、学院で過ごす事で暖かな生活や友人、そして得難い仲間を手に入れた未那とロストマンズ・キャンプでの劣悪な環境により利用され全てを奪われてしまったギル。

こういったある種の「もしも」を持つキャラ達を通して未那がより守る側の存在として成長していきましたし、磯良というどうしようもない悪と対峙した事で「敵すら救う」というある種甘っちょろい理想とより真剣に向き合う契機になっているなと。

とはいえ、その磯良は三巻でとんでもない目に遭っていて居た堪れない気持ちになりましたけども.....(前堂、邪悪すぎる!)

未那が東への恋心(この場面を読んでた時はまだlike寄りなのかLOVE寄りなのかちょっと迷ってた)を自覚したのも「等身大の少女らしくなってきてる...!!」って気持ちになりましたが、それ以上に桐乃とより心を通わせる間柄になった事がすげー嬉しくてちょっと泣いたり。

素の桐乃さんを見た未那が複雑な気持ちを持ってるの、内心フフ....ってなってしまう。威厳ある桐乃さんも良いけどこっちの残念な感じだって可愛いでしょうよ!!

 

3巻ではバルトハウトと神楽の子供であるフォーツーが敵として現れましたが、正直、この1冊で1巻から開示されていた話を全て回収し切るとは思いませんでした。

というか東が墓の前で語っていた内容をこういう形で回収してきたのは流石にビックリしたというか、そこもちゃんとやるんだ!?!?という驚きがありましたね.....

そして今回の敵として現れたフォーツーは年相応な無邪気で、素直でとても可愛い即年とそれ故に実直な気持ちと残虐性(植え付けられたモノではありますが)が同居しているアンバランスさが読んでいてハラハラしましたし、その上で東とああいう和解に着地させたのは凄まじい手腕....。

「流石に東とは和解出来んだろ....アコニーとしての特性もあるし...それに前堂がフォーツーは最終的に死ぬように仕向けてくるだろ...!!」って気持ちだったので、その全てをへし折るとは。前巻で示した「敵さえも救う」を有言実行した形だったなと。

 

東と紗希の和解はすげぇもう本当に良いんだけど、俺が言葉を尽くすよりはやっぱ読んだ方がこの良さをダイレクトに分かってくれるよなって...もう大好き過ぎる.....

 

しかしこの1巻で過去との決着以外にも東への気持ちも明確に自覚したり、長年の付き合いだった操に秘密を打ち明ける(シスターとの会話も結構グッと来ちゃって涙ぐんでました)事もこの一巻の内でやってのける...それも自然な形で物語に組み込むのは驚嘆ですね。

磯良もあんな目に遭いましたが、そこが希望の一手に繋がる構成だったのも妙手だと感じます。あの特異体質をああやって生かすとは.....

後やっぱ桐乃さんが可愛すぎるし、やっぱこの人には敵わねぇな....!!って気持ちにさせられるセリフが東との恋関係で多かった気がしますね。大人な魅力のある女性、精神的に強くて嬉しい!

そして愉快そうな東が多く見れて、更にバルトハウトとの付き合いがどんなだったのかも知れて笑顔になっちゃいます。今でこそ落ち着いた感じですけど、本当に心を開いた相手にはかなりフランクだなぁと。そういうの素敵ですよね。

 

とは言え、やはりと言いますか前堂までは届かなかったですね....

今回で完結とは言え前堂は黒幕として今まで後ろに隠れてた存在なので、その前堂を倒す!!まで行かなかったのは仕方無い部分もありますし、同時に全てが解決した訳じゃない。ロストマンズ・キャンプは依然として危ない秩序の上に成り立っている。悲劇も相変わらず蔓延ってるだろうし、前堂の匙加減一つで仲間が敵となる可能性も示されている。

それでも、ビークヘッドはそんなクソッタレな不条理を跳ね除け、変えてしまう。

もしかしたら前堂すら宣言通り救ってしまうかも知れない。

たった3巻。されど3巻の中で成長して強くなっていった未那が前堂に行ったあの宣戦布告とエピローグを読んだ時、物語はここで終わってしまうけど、続いてく向こう側の世界は良い方向に向かっていくだろうなという確信を持ちました。

それほどまでに未那がこの3巻で見せてくれた決意は強く、眩しく、涙ぐむ様な熱さを秘めた物だったなと感じます。

 

紗希との友情の行方や桐乃との恋のバトル、前堂との決着、アコニーの謎...etc.と、まだこの「ロストマンの弾丸」という世界に触れていたいし登場人物達の目眩く物語を読んでいたい!!という気持ちもありますが、あそこまで鮮やかに決着を付けられてしまうと、もう笑顔で見送る事しか出来ませんね。

ロストマンの弾丸」、大分周回遅れでありましたが最後まで読み終えれて良かったです。

水田先生の新作であるスクール=パラベラムも楽しみにしています!

 

 

ロストマンの弾丸 感想

まさかシリーズ完結から1年後に2巻と3巻を読むことになるとは思わず、ここまで待たせてしまって申し訳ない....!!という気持ちで一杯一杯です(謝辞)。

とはいえ、いざ読み始めればそんなスパンは関係なく、この作品そして未那を始めとした魅力的な登場人物達の活躍に引き込まれ楽しく読み終えれました。

 

二巻は海外からやって来た磯良と彼女が起こす混沌に巻き込まれたギルが主な敵として現れましたが、この二人はヴィトーとビークヘッド(未那)と対になる様な立ち位置の存在だなって印象がありました。

間違えたとしても正しくあろうとしたヴィトーとは対照的に正しい道から間違えた道に転がり続けてしまった、転がされ続けてしまった磯良。

大切な家族を失うも、学院で過ごす事で暖かな生活や友人、そして得難い仲間を手に入れた未那とロストマンズ・キャンプでの劣悪な環境により利用され全てを奪われてしまったギル。

こういったある種の「もしも」を持つキャラ達を通して未那がより守る側の存在として成長していきましたし、磯良というどうしようもない悪と対峙した事で「敵すら救う」というある種甘っちょろい理想とより真剣に向き合う契機になっているなと。

とはいえ、その磯良は三巻でとんでもない目に遭っていて居た堪れない気持ちになりましたけども.....(前堂、邪悪すぎる!)

未那が東への恋心(この場面を読んでた時はまだlike寄りなのかLOVE寄りなのかちょっと迷ってた)を自覚したのも「等身大の少女らしくなってきてる...!!」って気持ちになりましたが、それ以上に桐乃とより心を通わせる間柄になった事がすげー嬉しくてちょっと泣いたり。

素の桐乃さんを見た未那が複雑な気持ちを持ってるの、内心フフ....ってなってしまう。威厳ある桐乃さんも良いけどこっちの残念な感じだって可愛いでしょうよ!!

 

3巻ではバルトハウトと神楽の子供であるフォーツーが敵として現れましたが、正直、この1冊で1巻から開示されていた話を全て回収し切るとは思いませんでした。

というか東が墓の前で語っていた内容をこういう形で回収してきたのは流石にビックリしたというか、そこもちゃんとやるんだ!?!?という驚きがありましたね.....

そして今回の敵として現れたフォーツーは年相応な無邪気で、素直でとても可愛い側面とそれ故に実直な感情と残虐性(植え付けられたモノではありますが)が同居しているアンバランスさが読んでいてハラハラしましたし、その上で東とああいう和解に着地させたのは凄まじい手腕。

「流石に東とは和解出来んだろ....アコニーとしての特性もあるし...それに前堂がフォーツーは最終的に死ぬように仕向けてくるだろ...!!」って気持ちだったので、その全てをへし折るとは。前巻で示した「敵さえも救う」を有言実行した形だったなと。

 

東と紗希の和解はすげぇもう本当に良いんだけど、俺が言葉を尽くすよりはやっぱ読んだ方がこの良さをダイレクトに分かってくれるよなって...もう大好き過ぎる.....

 

しかしこの1巻で過去との決着以外にも東への気持ちも明確に自覚したり、長年の付き合いだった操に秘密を打ち明ける(シスターとの会話も結構グッと来ちゃって涙ぐんでました)事もこの一巻の内でやってのける...それも自然な形で物語に組み込むのは驚嘆ですね。

磯良もあんな目に遭いましたが、そこが希望の一手に繋がる構成だったのも妙手だと感じます。あの特異体質をああやって生かすとは.....

後やっぱ桐乃さんが可愛すぎるし、やっぱこの人には敵わねぇな....!!って気持ちにさせられるセリフが東との恋関係で多かった気がしますね。大人な魅力のある女性、精神的に強くて嬉しい!

そして愉快そうな東が多く見れて、更にバルトハウトとの付き合いがどんなだったのかも知れて笑顔になっちゃいます。今でこそ落ち着いた感じですけど、本当に心を開いた相手にはかなりフランクだなぁと。そういうの素敵ですよね。

 

とは言え、やはりと言いますか前堂までは届かなかったですね....

今回で完結とは言え前堂は黒幕として今まで後ろに隠れてた存在なので、その前堂を倒す!!まで行かなかったのは仕方無い部分もありますし、同時に全てが解決した訳じゃない。ロストマンズ・キャンプは依然として危ない秩序の上に成り立っている。悲劇も相変わらず蔓延ってるだろうし、前堂の匙加減一つで仲間が敵となる可能性も示されている。

それでも、ビークヘッドはそんなクソッタレな不条理を跳ね除け、変えてしまう。

もしかしたら前堂すら宣言通り救ってしまうかも知れない。

たった3巻。されど3巻の中で成長して強くなっていった未那が前堂に行ったあの宣戦布告とエピローグを読んだ時、物語はここで終わってしまうけど、続いてく向こう側の世界は良い方向に向かっていくだろうなという確信を持ちました。

それほどまでに未那がこの3巻で見せてくれた決意は強く、眩しく、涙ぐむ様な熱さを秘めた物だったなと感じます。

 

紗希との友情の行方や桐乃との恋のバトル、前堂との決着、アコニーの謎...etc.と、まだこの「ロストマンの弾丸」という世界に触れていたいし登場人物達の目眩く物語を読んでいたい!!という気持ちもありますが、あそこまで鮮やかに決着を付けられてしまうと、もう笑顔で見送る事しか出来ませんね。

ロストマンの弾丸」、大分周回遅れでありましたが最後まで読み終えれて良かったです。

水田先生の新作であるスクール=パラベラムも楽しみにしています!

 

 

自己的崩壊3rd回想録 〜1部完走

崩壊3rd、無事第一部を走り切りました。

去年の4月から始めた物語をバージョンキアナで丁度よく終わらせたかったけど、結局8月間近の時期まで掛かってしまったし、このノロノロプレイぶりはちょっと反省したい(それでバージョンキアナの報酬手に入れられなかったので)。

何はともあれ、一部を走り切りある程度落ち着いたし、感想を吐き出すついでに今までの崩壊3rdプレイ歴を振り返りたいなと。長くなりますが、興味を持った酔狂な方はお付き合い頂きたい。

 

とは言えプレイ自体は一年前からなので、だいぶ朧げになってる部分があるのはご容赦をば.......

 

 

 

プレイ開始

お゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛

お゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛〜゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛

自分が崩壊3rd始めた時は丁度Ver5.6が実装された辺りかつ「エヴァとコラボしてた大陸のソシャゲ」くらいしか印象が無かった記憶。

キャラデザは刺さるとかと言えば普通で、一昔前のオンラインゲーム感を感じさせるデザインはどことなく古い。

そういう第一印象だったからこそ何も分からずに引いたSP戦乙女補給で出てきたパルドフェリスのデザインに衝撃を受けた。だって(言葉を選ばずに言うなら)こんな現代的なソシャゲのデザインでめっちゃ可愛いキャラが居るなんて情報無かったからね!?!?!?しかも初心者的にはかなり心強い性能だったので暫く頼りっきりだった。感謝しかない......

 

メインストーリー1〜9

正直あんまり記憶が無い。と言うのもここら辺のストーリーは後半とは違う意味で爆走した始まり方だったからだと思う。

よく世界観を把握出来ないまま崩壊3rdの世界に叩き込まれ、慣れないアクションの操作を強いられ(慣れた今はめちゃくちゃ楽しい)、知らない仲良くなるまでの過程を匂わせられ、起転転転!!!!!!!!みたいな状態が続くストーリーのどこに面白さを見出せば....???みたいな心境だった筈。

だからこそ9章に近づくにつれての「もう過去には戻れない」というどうしようも無い引き返せなさが立ち込める展開には、例え設定の半分を理解出来ていなくても引き込まれたし、それが結実した9章の姫子VS空の律者戦には大変心を打たれた。動揺、と言っても差し支えないだろう。

しかも途中で差し込まれた「最後の授業」は2018年に制作されたとは思えない程の迫力、そして姫子(田中理恵さん)の迫真の叫びや捻り出す様な声に凄く圧倒された。深夜にここまでプレイし終えたから尚更だったと思う。

 

追記

そういえばウェンディに狂ってました。正直風の律者になっても何だかんだ生き残るだろ.....とか思ってたら死んでてめちゃくちゃ動揺してた思い出。許せねぇよ.....

 

メインストーリー10〜16

ここからはブローニャの過去に出て来たゼーレが生きていた!と言う衝撃やブローニャが理の律者に覚醒した「Angel Refactoring」は本当に盛り上がった。理の律者のデザインもすげぇドンピシャだっただけに尚更。

とは言え、この後の展開で理の律者がまさか相性ゲーで結構まぁまぁな戦績(だと自分は思ってる)な事が多くなるとはあんま思ってなかったんだよなぁ......。

天穹市を彷徨っているキアナもかつての天真爛漫さは鳴りを顰め、終始シリアスな面持ちになってしまっていたのはプレイしてるこちら側も心情が伝わってしまい辛かった。だからこそ決意を新たに固め、空の律者の力を使って人々を救う「天穹の流星」にはすごくグッと来ていた。

同時に芽衣先輩はキアナちゃんが....遠い....!!と言う真反対な状態に陥っていて全体的に情緒が危うかったな....?とハラハラしていた。ここら辺の話の湿度異様に重かった覚えがある。

 

そしてここからケビン含む「ヨルムンガンド」とか言う僕が大好きな組織(暗躍する系のキャラ/組織が大好きなので...)が本格的に活動開始し始めたので、よりこの物語にのめり込み始めるきっかけになってくれた。

15章最後のケビンVSデュランダルは本当に頂上決戦って感じで大好きでしたね。

 

メインストーリー17

芽衣先輩〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛

俺はこれ以上言えません。大切な人を守るために大切な人から離れる展開が、僕たちは大好きなのだな...と言うのを痛感。

 

メインストーリー18〜19

フクロウ...アナ・シャニアテ...生き...あ、律者になった....死んだ.........

 

メインストーリー20〜22

フカ(華)が律者になるという衝撃の展開。この章の予告がめっちゃ凶悪な律者になった委員長が登場していたのでこりゃとんでも無いことに...と思っていたらお出しされたのがあの「識の律者」なので横転。

凶悪と言うよりは我儘。悪と定義するには純粋過ぎる。本当に生まれたばかりの子供みたいな存在だったので今までの律者とは違い退治されずに済んでかなり安堵した覚えがある。

しかも識ちゃん、一部ラストなんかめっちゃアホっぽさもありながら抑えるべき核心は押さえてる抜け目の無い良いキャラになってるのがちょっとづつの成長を感じられて本当に好き。なんだかんだ朴念仁の事を心配してるのも、その朴念仁にまんまとやられてるの含めて(支配劇場での強制奪取は流石に不味かっただろ!!)

ここで委員長が経験した今までの出来事に対してもちゃんと報いがあって本当に良かったと思う。「渡世」を見返してるけどやっぱキア×フカかもしれない.....

 

メインストーリー23〜25

初めて嫌悪感を覚えた支配の律者が登場。プレイ当時はすげぇ憎たらしかったけど最期の吐露で正直憎めなくなっちゃった.......

「ゼーレ」も覚醒してニュクスになり、今までの「守る/守られる」の関係性から一歩進んでゼーレと対等に肩を並べる存在に成ったなと感じたり、背後からこっそり援護する芽衣先輩のキアナ対しての信頼度が厚過ぎてそこでもまたひっくり返る。

そしてやっぱりキアナが本当に姫子との別れ(ここめっちゃ泣いた。だって辛過ぎるじゃん.....)を経験した事で「薪炎の律者」に覚醒した時は言い様もない感慨深い気持ちになったし、ここで語るキアナの台詞は今までの出会いが連綿と紡いで来た繋がりが結実していて本当にグッとくる。今も来てる。

そしてこの映像演出もかつてない程に進化していて年月によるmiHoYo側の技術的進歩も感じれて良かったなと。

 

メインストーリー26〜28

オットー・アポカリプス。崩壊3rdと言う物語の随所で暗躍し続け、許されざる罪やこの物語における不幸の大部分を生み出した存在と言っても良い程のやらかしを行ったキャラ。

その彼との決着が始まったこの章は、何だかんだ最終編の次に好きかもしれない。

そう思う理由としてはやはり最終局面での総力戦やブローニャのエデンの星解放、テレサの神恩結界、デュランダルの出自判明と共に行方不明だったジークフリートの居場所が判明やキアナとの共闘...などもあるが、やはりオットーが最期の最後に起こした奇蹟が大きいなと感じる。

彼は確かに大悪人だし、許されざる存在。それでも自分の人生全てを自分の為ではなく自分が大切に想う存在の為に捧げたその美しいまでの自己犠牲的の精神、そして本来なら不可能である一瞬のチャンスを道理を捩じ伏せてまでちゃんと掴み取るに至った「諦めない」姿にどうしようも無く心を揺さぶられ、掴まれた。

何より今際の際までテレサに対してすごく愛情を注いでいた事が分かるあのセリフ群が本当に大好き。というかムービー前のオットーの独白全部好き。こんなどうしようもない存在でも、その垣間見せる愛の感情や素直な謝罪の感情がこのキャラを一際輝かせて魅せてくるのは本当に反則だと思う。

 

自分が「アポカリプスはこう語った(ショートアニメ)」が好きなのって、他のPVの様に派手なエフェクト!爽快な攻撃!を重視してる事よりも重く泥臭い「重力」を感じる動きや演出が多かったからだったり。

その動きの重さや泥臭い戦い方が自体がオットーが歩んできた道のりの重さと抗いでもあると思うので

ここら辺読んでて気が狂うかと

 

メインストーリー29〜31+古の楽園

美し過ぎ

全文明の組織かつヨルムンガンドの大元である「火を追う蛾」。そこに所属していた十三人の英傑を追う物語。

自分がプレイを始めた時にお迎えしたパルドがついに活躍する話か!という感情と共に初対面の時から一目惚れしてしまったピンクの妖精さん...エリシアがどういう存在なのかを知れる時が訪れた事にワクワクしていた。

と言うのも、自分の十三英傑初対面はちょっと触れた「夏の狂想曲・サイドA」の完全にギャグ時空に振り切った彼ら彼女らであり、ケビンに関しては本編あんな重い...!!を体現したかの様なキャラなのに水着に白いワイシャツを着てグラサンを掛けた「お前何やってんの???????」みたいな感じだったので本当にようやく真面目な側面を見れた瞬間。まぁ今まで散々見てきたけど、あっちは五万年経った姿なので......

ストーリー自体は英傑達がどう言う人物なのかという紹介と五万年近く変化が起きなかった「古の楽園」に発生した異常を紐解いていくというある種推理モノの様な要素が混じった今までの崩壊3rdの物語とは若干趣が違った内容だったなと。

ただ、まさか最推しだったパルドの本格的な登場が3章からになるのは始めた時は予想も付かなかったな.....商店だけはずっと登場してたのも相まって.....

 

その過程で強く印象に残った英傑はやはり千劫。

他の英傑ももちろん印象深いが、千劫はあからさまに狂戦士然とした姿なのにその実繊細な内面を持つギャップにやられてしまった。

もう一人挙げるとするなら、メビウスになるかな。若干メスガキ混ざる時とか、大人のナイスバデな時とか、ブルーコーラルの服装なんかめっちゃえっちじゃね?みたいな時とか......

というのもあるけど、やはりあんマッドサイエンティストなのにクラインに見せるジトッとした感情やあんなに嫌っていたエリシアに対して大きな感情を抱いていたところが好きですね。ギャップに弱い。

 

そして衝撃的な幕引きと共に開始した「無瑕の少女」もやはり「古の楽園」と同じく推理テイストで進行していく。何かあるごとに英傑ステンドグラスが破壊されてくの心臓に悪い。

しかし、自分はこの楽園に異常をもたらした存在である「侵食の律者」の存在を知ってしまっていた()ので道中の「ヴィルヴィ」の方が正直衝撃度高かった。

まさか真正面からヴィルヴィに怒りを覚える事になるとは思わなかったので。

「侵食の律者」が見せた「全てが終わって穏やかに過ごしている未来の千劫の可能性」は本当に嗚咽が出た。だって、あんなに荒れていた千劫があそこまで心穏やかに過ごせてるんだよ?そんなん泣いてしまうって。

そしてパルドが怯えながらも、すくみながらも役目に立ち向かう姿にも泣いてしまう。凡人なりの足掻きと根性をあの爛漫かつずる賢い少女が見せてくれた事に凄く心を打たれた。

自分でも何度目だ?とは思うが、この崩壊3rdと言う物語はそういう瞬間が幾つも存在しているか仕方ない。

 

それは置いておいて、この「無瑕の少女」という物語が紡いだ結末はやはり美しいと表現するに他ないだろう。

どんな物語にも永遠は無く、いずれ終わるもの。色々な作品に触れてるからこそ尚更そう感じますし、どんなに好きな物語であってもやっぱりどんどん記憶の底に埋もれちゃうんですよね。

例えそうなるのが常だとしても、それで強く心に刻んで、ふとした瞬間に思い起こせばその物語が持つ生き様は自身の人生を照らし導く灯となる。

この物語はそういった「祈り」の気持ちを強く刺激される話だったなと。

 

だからこそ、覆せない結末、逃れられない運命を定められた英傑達がそれでも未来(信じたもの)の為にバトンを繋いでいったあの姿は本当に、そして強く心に焼き付くんですよ.....それが最後にエリシアの願いと共に身を結んだのも......

 

なので尚更、夏の狂想曲が心に来るイベントになったし、休日のシンフォニー𝄇で形は違えど、キアナ達と出会って、絡みがあったことが尚更嬉しく思えました。思い出しても泣きそうになるな

ちょっと抜粋してるし、古の楽園だけどこのエリシアのセリフ、エールを感じて大好き。

メインストーリー最終編

全てにおいて最高潮。

天命/ネゲントロピーとヨルムンガンドが持ちうる全てを曝け出して挑む全力の最終決戦はやはり胸が高鳴りますね.....

しかも!ようやくキアナと芽衣先輩の正式な再会を果たしたのは本当に嬉しくなった。

あんな喧嘩別れみたいな状態だったから尚更ね.....(とは言えちゃんと互いの事を想い合ってた訳だけども)

その二人が心象空間でお互いが経験した旅路を話す部分は成長を感じたと共に、あの等身大の純真さがあった頃には戻れないんだろうな...と言う一抹の寂しさがあって、好きなシーンだけどちょっと悲しい気持ちにもなるなぁって。

キアナと共にジークフリートを奪還し、自分の出自を打ち明けたデュランダルも良かったね...そのあと皆を抱き寄せるキアナもめっちゃ好き...太陽.....

そして新キャラであるミステルがまさかあそこまで深くブローニャの出生に関わってるとは....アレクサンドラの明日へと希望を繋ごうとする強い意志があって短いながらも好きになっちゃったな.....

それを言うならほんの僅かな可能性に賭けたメイ博士やそのメイ博士の為に怒ったプロメテウスも本当に良いキャラだったと思う。

テレサとゼーレが出会ったおじいちゃんの夢、AIちゃんが示した物語や皆んなへの目線、ナターシャVS芽衣先輩のリベンジマッチ、織ちゃんを筆頭に人為的崩落を解禁したフカ(めっちゃ格好良い!)とデュランダルのキマイラケビンとの一大勝負とかもう好きなところ沢山ある。

中でも芽衣先輩とエリシアが語らう刹那の奇跡は不覚にもグッと来た。しかも今度は芽衣先輩から物語を話してるんだから尚更。マジであの時間が続けば良かったのにな....でも終わりがある奇跡だからこそ、あの瞬間に慈しみが持てるんだろうなって....

覚醒したキアナ達によるVSケビンの最終決戦も良いけど、最後の最後に「人間」として戦ったキアナVS「ヒーロー」ケビンパートが本当に爽やかさを感じれて大好き。

あそこがあるからこそ重くならず、いや重さが合っても快い気持ちで最後まで進めれたんだと感じる。

というかケビン、お前本当に背負いすぎなんだよ....聖痕計画は進めるけど自分が到達出来なかった結末に辿り着けると信じてるって事を知った時マジで心ぐちゃぐちゃになっちゃったよ......ラスビスだし、能力は氷だけど芯の部分は本当に熱い男なんだよな....

だからこそ、だからこそそんな全てを背負った男が重責からから解放されて溢れでた「本当にいい天気だ」って台詞は本当に感慨深くなる。

それに、AIちゃんイベントで使ったシークレットコアキーのメッセージをここで再利用したり、日常的に見る艦橋をこう演出として使ってくるのは流石に火力高過ぎる。

マジでソシャゲって媒体を上手く使ってメタ世界を物語の一部として引き込んでたのが本当に頭おかしくなる位最高だった。去年からとは言え、この物語を読み始めて本当に良かったと思う。

そしてトドメの卒業旅行。主要な人物が全員登場しつつ、ありえた未来を交えながらのキアナを送り出す映像になっていたから涙腺に来ちゃったしDa Capoが良い歌詞すぎる。本当にダメだって。

「願わくば君が世界の美しさであり続け、永遠に輝きますように」に全てが詰まり過ぎてる。

 

オットー、支配、侵食....消えんでくれ.......

終わりに

こうして走り切り、物語の最後のページを読み切った時に思った事として、この「崩壊3rd」と言う物語は読んだ人の人生にそれぞれの形で傍に寄り添っていてくれるんだな。なんて事が思い浮かんだ。

それはこの物語が「物語が持つ力を信じてる人達が作り上げた物語」だからこそ普遍的かもしれないけど、より力強く、ダイレクトに受け取れたものなのかなと。

しかし一部は終わったとは言え、まだ1.5部そして来年には第二部と終わるどころか広がりを見せているし、何りより一部が終わった時のご褒美として残していた後崩壊書もある。

まだまだこの世界を楽しめる機会がある事が本当に嬉しい。

そしてキアナの旅も一旦の終点を見せたけど、願わくば、また三人で肩を並べて地球で楽しめる生活が来ることを切に願う(後崩壊書時点でもまだ帰れてないっぽいけど....)。

とにかく。本当に未完成で完成された美しい物語ありがとう!と今は声を大にして言いたい。

7年の歩みとその末に開花した物語の終焉は本当に、本当に心を強く掴み刻み付けてくるものでした。

 

小さな一歩の肯定 ATRI-My Dear Moments-感想

どの作品にも言えるが、物語を読み終わる時、真っ先に感じるのは「面白かった!」という充足感と「この世界にはもう出会う事は出来ないのか。」というある種の感傷を持つ。

「作品」としては何度だってその世界の物語を読み返す事は出来る。

ただ、「その世界を見届ける当事者(先を知らない、という意味)」として、その世界に没入する事が出来なくなる事実にどうしようもなく一抹の寂しさを感じてしまう。

このATRI-My Dear Moments-という作品を読み終えた午前2時36分、自分が吐き出す感想と向き合い、こうしてありもままの感想を書いている時に感じるのはそういった寂しさと「彼ら彼女らには地球を救っていて欲しい」というどうしようもない程強い希望の気持ちだった。

 

ATRI前説

youtu.be

自分の人生で初めてプレイしたノベルゲームとなったATRI-My Dear Moments-。

このゲームの存在は前々から....発売した2020年時点で知っていた。何せ今大躍進を遂げているCloverWorksがPVアニメを作成していたし(それが三本も。豪華過ぎる)、更にそれとは別のTVCMも放映していたのでそれはそれは記憶に残った。

世界観や物語のストーリーラインが大変好みだったのもあるが、主題歌である「光放て!」の爽やかな曲調はCMだと短いが一度聴いたら中々忘れられない。

youtu.be

 

youtu.be

特にこのアニメPVとOPは何度繰り返し見たか分からない。

 

そんなこんなで時は流れ2023年夏。ようやっとPCを買い終え、この作品も購入。

あらすじやキャラ説明などは申し訳無いけどカット(調べれば出てくるし....)するのだが、括りとしては「ポストアポカリプス」系統の作品に入るであろう本作はそれはもう大変興味を唆られ、始まる前から大好きになるだろうと予感していた作品なので意気込んでプレイを開始。

 

結論として、自分は本当にこの作品が大好きになっていた。

 

プレイした感想

前述した通り世界観は本当にドンピシャに大好きだったのは間違いない。けど、それ以上に、思ってた以上にこの世界で生きるキャラクター達に感情移入して、好きになってしまっていたなと思う。

過去の様々な出来事で挫折するも、良い出会いに恵まれ変わっていく斑鳩 夏生

44日間の世界を精一杯生きるアトリ

純朴だけどそれ故に奥手な面を持つ神白 水菜萌

最後まで頼れる兄貴的存在だった野島 竜司

身寄りも居ない、でも外の世界への強い探究心と逞しさを持っていた名波 凛々花

「なんだコイツ!?」となった初登場から可愛げと、大人故の優しさや葛藤を見せてくれたキャサリン

海面上昇がいつ終わるのか、生活がいつまで持つのかも分からない世界で生きる彼ら彼女らは自分が持っていない逞しさと強い衝動を持っていた。

後ろ向きな自分としては、ともすれば嫌になっちゃうかもしれなかったけど、そんなキャラクター達の持つ強い光といえる「生き様」にプレイ中は胸を打たれていた。

中でも凛々花が屋上で本を読んでいたあの場面は作中屈指で好きかもしれない。あそこで正直クソガキか...?と思っていた凛々花の事が大好きになった起因なので。

 

とは言え、物語自体は目新しいものか?と聞かれたら自分はいいや。と答えるだろう。

それ程使い古されたある種の王道的な内容が盛り沢山だと感じたし、プレイしていれば「この部分はこういう事かな?」とか「ラストはこういう風だろな〜」といった事が勘の良いプレイヤーになら分かってしまうかもと思う瞬間もあった。(後やっぱもう少し「ここの心情面細かく書いても良いんじゃない....?」と思う部分もそれはそれであった。)

だからこそ伝えたいメッセージや想いは直球に、そして素直に伝わる。

捻らない真心と活力を、純朴に、そして一途に物語とキャラクターが伝えてくれる。

だからこそ、何気ない場面やセリフでも素直な涙が溢れたり、二転三転する展開に一喜一憂して、まだこの世界を見たりない!皆の事をもっと知りたい!という気持ちのままこの世界を去れたのだと思う。

そういう寂しさを抱えながらあの希望に満ちたラスト見て、思う。「終わりの続きの未来で、彼ら彼女らには地球を救っていて欲しい」と。

 

ATRIの世界は問題解決の為の糸口を見つけている最中。

街の問題は解決しても、世界の問題はまだ解決出来ていない。この先、「地球を救うこと」を決めた夏生は困難にぶつかる事があるのは想像に難くない。ATRI本編でも思い通りの結果にならなかった事は多々あった。

それは現実も同じで、世界で巻き起こる問題はまだ解決しそうにないし、生活は瀬戸際だし、成りたい自分はまだ遠く。なんなら今は自分の身の回りの事で精一杯だとやっぱ思うけど、このATRI-My Dear Moments-という作品はそういった未熟な想いを肯定した上で小さな一歩を刻み続ける勇気を与えてくれる作品だなと感じました。

プレイし終えた勢いで書いてるから、支離滅裂な事になってるかもしれないけど、初めてプレイしたノベルゲームがこの作品で本当に良かったと心の底から思っています。

 

来年放送のTVアニメが楽しみだし、どういう風に細かい場面や心情が描かれたり盛られたりしてるのか楽しみだな....

 

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シャインポストのライブに行ってきたよ

ニノマエです。

今日はシャインポストTINGS LIVE JOURNEY ep.02 “Re-Live” with HY:RAIN & HOTARU」に行って来ました。

 

初めてのシャインポスト...並びにTINGSのライブに参加出来たので本当にウッキウキだったこのライブ、結果としては心の底から行けて良かったと確信出来るライブで滅茶苦茶楽しかったです。

今回の内容について覚えている限りの事を書き記していきたいなと(CS録画してなかったのかって?残念ながらCSとの契約が切れていまして.....)

 

目次形式にしたかったけどやり方わからんのでこのまま書きます

 

当日物販

正直この日一番の最難関。

マジで目の前に入り口も見えるのに一切動かない....みたいな事態に大分見舞われるわレジも(立地的に)6レーンしか無いのも相まって人数に対して捌き切れないみたいな事態になってたな....?と(恐らく事前通販が実質的な事後通販だったのもあるけど)。

3時間粘ってようやく購入したけど、午前に参加してた人は開演間際まで粘るも抜ける、みたいな場面に多々遭遇したので次はこうならない様にカウンター増やしての対応や事前通販もちゃんと事前通販するなどの対策をしてね.....

 

開演までの動向

物販購入後は午後の部参加だった事もあり近くのガストで唐揚げとパフェを二つも食べちゃいました!

やっぱり唐揚げは俺を満腹にしてくれるな...とか、シリアル美味いわ...みたいな事を思いながら食べてた記憶。

メチャ・ウマイ・カラアゲ

因みにこの間に読めてなかったとある科学の少女共棲を読んだり(かなり面白かったです)、俺が愛してやまないソシャゲことブルーアーカイブの最終編を読んだ事で涙を堪える不審者になっていたりしましたがそれは割愛。

 

開演

そんなこんなで6時に開演。

セトリなどの詳しい事を書こうかと思ったが、そこは一旦割愛し感想だけ書くと前述した通り本当に行けて良かった。そう心から思わせるライブでした。

TINGSは勿論。HY:RAIN、螢さんも素晴らしい歌唱力とパフォーマンスを見せてくれましたし、何より生で聴く事による「歌唱力の気迫/迫力」を十全に感じ取れる環境下だったのもよりこの気持ちを強める要素になっていたと感じます。

感覚的な面で話すなら「この"コンテンツのライブ"に参加した」というよりは「この"グループ達"のライブに参加した」という気持ちになれる位、各グループの魅力に圧巻されていました。

これが"アイドル"か....と

 

まずTINGS

(言いたい事が被りますが)正直生で聴くとここまで力強いのか!!って唸るくらい気迫を感じて本当に素晴らしかったです。特に聖舞理王役の夏吉さんが歌う「Yellow Rose」は作中通り、バラードながらも圧巻の歌唱力を持って会場を魅了していったのを肌で感じたなと。(てか夏吉さんの声の伸びヤバくない?)

「ワンダースターター」、「Be Your Light!!」といった劇中曲も生だからこそより盛り上がりましたし、「TOKYO WATASHI COLLECTION」のポップさや歌詞のテンポ感は癖になりますし、「Life goes on!」はライブで盛り上がるのに最適かつ元気が沸く曲だなと再認識しました。

そして(お恥ずかしがら)会場で初めて聞いた「Snow Leaves」、「春風に乗って」の二曲は初見ながらも感じ入る気持ちになるくらい良い曲でした。特に雪音と紅葉メインの曲は聴きたかった事もあり感極まりましたね....

春風に乗っては未来への希望を描いた曲な分、かなり堪えました。

On Your Mark!!」はアニメで着ていた特注衣装でのパフォーマンスだったのでビックリしましたし、こういったサプライズもライブならではだなと。

そしてラストにBe Happy Time!!とパレットガールズのコンボが流れた時は本当に最高としか言えない。一番頑張ってライト振ってましたね。

というかパレットガールズの曲調が好きなのもあってずっとウズウズして待ち構えてましたがホンマ良かったです.....

そして今回のライブを通して雪音もとい長谷川さんの事が好きになっちゃったかもしれん....

 

そして個人的にジョーカーだったのがHY:RAIN。

芹澤さん(だったよね?)も言及していましたがHY:RAIN自体語られてる事が少ない事もあり、どういうもんかな....という気持ちで見てましたが本当に歌唱、ダンス共にキレッキレで引き込まれました。

TINGSが太陽の様な輝くパフォーマンスなら、HY:RAINは鋭い光を持った洗練されたパフォーマンス、といった感じでしょうか。

特に「GYB!!」の印象が強かった事もあり、(こちらも恥ずかしいですが)現地で初めて聴いた「Misty=Missing You」の言葉遊び的な要素が感じられる歌詞、ジャズチックな演奏に魅了されてしまいました。

「Rain of BulletsXX」も純粋な格好良さを感じつつ、どこはかとなく一昔前の雰囲気を感じて好きでしたね。

後本当に皆さんダンスのキレが凄くて、派手な動きは少なかったですが(と記憶してる)見ていて引き込まれましたね。やっぱ腕のシュパって動きが自分はすげぇ好きなんだなって....

アプリでは色々な活躍があるみたいですし楽しみです。

 

そして螢さん

初手Sweet Surrenderで滅茶苦茶盛り上がりましたが、こういったライブ会場で改めて聴く事で噛めば噛む程味が出る曲だなと感じました。特に可愛い目の曲調→格好良い曲調→可愛い目の曲調に戻るのがスルメ、いやもう寧ろ好きだな.....

前奏曲」のそれこそ80年代的なしっとりとした雰囲気ですが、それでも魅せる歌い方で素晴らしかったですね(どこかYellow Roseと似た様な要素を感じましたね)

他二組に比べると薄くなってしまいますが、マジで曲や歌唱含めてトップだな...と唸らされるモノを叩きつけられて良かったです。

ラストは「LOOK AT ME!!」を全体で歌っての終演でしたが、全体曲ながらもダンスはしつつ、キャスト陣はどこかわちゃわちゃした感じでライブが終了したのも好きですね。なんかシャインポスト(概念)って感じがして。伝わるかな?

というかLOOK AT ME!!自体もかなり往年のアイドルって感じの曲だと思ってるので中々感慨深いですね

 

最後に

3月11日が誕生日だった事もあり一念発起して申し込みましたが、あの時の行動は間違いじゃ無かったし、何ならこんな素晴らしいライブに参加できて本当に楽しかったです。

特にこういった現地で聴くことでより感じた事は「シャインポスト、良い曲ばっかか.....?」という事ですね。どの曲も元気を貰えるし「まだやれる!」と思わせてくれる様な歌詞や曲調が多いのでとても活力になりました。

アプリの方も俄然楽しみになってきましたし、もしまたライブがあるならその時も現地で楽しみたいなと心の底から思います。マジでやってくれ、本当に。

 

各種リンク どの曲も良いので是非.....

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初心表明by2023

初めまして。ニノマエです。

思い立ったが吉日、と言う言葉がある様に「何か詳細な感想や気持ちを書ける場所が欲しい」という気持ちで一念発起、はてぶ始めてみました。

とは言え、基本的には感想を書くとか、人と繋がる!みたいなのはTwitterで事足りてるな.....と感じる事が多いしなんなら熱量持ってここに長文の感想を書こう!ってのは中々無い(し、行動がノロノロしてるので多分大分遅筆)のでここの更新はまちまちになりそうだなと。

まぁ試験的な面もあるにはあるので、ゆっくりとやっていけたらなと。